子どもの叱り方

今日は、子どもの叱り方についてまとめてきました。

叱る目的を大人が見失うと、子どもには伝わりません。
まずは“叱る”と“怒る”の違いを理解する必要があります。
叱るとは、相手のことを思い、間違いを正すために指導すること怒るとは、感情をあらわにしイラ立ちをぶつけること怒るということは、思いやりがなく、相手の気持ちを考えていない自分本位な行為なのです。
つまり、叱るのは心が通い合うこと、怒るのは、保護者の方の一方通行といことです。

「何度叱っても伝わらない」という原因は、叱っているのではなく怒っているからかもしれません。
始めは、子どもの悪いところを改善させるために叱っていたはずです。
しかし、いつの間にか感情的になり、怒りをぶつけるだけの行為になっていたのかもしれません。
まず自分が、叱っているのか、怒っているのか、まず冷静に判断しましょう。
これだけでも子どもへの伝わり方が変わる可能性はあります。
叱ることで何が一番大切か考えてみましょう。
何が正しく叱れば、保護者の方と子どもの両方にメリットがあります。

1.命の安全を守る命の安全を守るためにも、正しく叱ることが大切です。

周囲の状況を確認せずに道路に飛び出してしまうと命に関わります。
家の中で火遊びをしたらやけどだけでは済まず、大火事になって命を落とすかもしれません。

近年では叱らない育児法が話題になることもありますが、命の危険に関わることは叱ったり、注意をしたりして理解してもらわないと子どもを守ることはできません。
「また今度気をつけようね」とは、言えない事態になる可能性があります。
そうならないためにも正しく叱り、子どもに理解してもらい、危機管理能力を高めましょう。

2.他人を傷つける行為を防ぐ

人を傷つける行為も、絶対にしてはいけないこととしてきちんと叱って理解をしてもらう必要があります。
危害を加える行為については、「お友達から嫌われてしまうから」という生易しい理由でだけではありません。
誰であろうと、暴力やそれに関連する行為で他人を傷つけてはいけません。
当然、身体的なものだけではなく、心を傷つける暴言を吐くことも許されません。

誰でも大切に思ってくれる人がいます。
傷つけることは、相手だけではなくその人の周囲まで悲しませる行為です。
暴力や暴言から得られるメリットは何一つないことを伝え、理解してもらいましょう。

3.社会のルールがわかる

保護者の方に叱られることで、子どもは社会のルールを学んでいきます。逆を言えば、子どもが間違ったことをしたときに誰かが叱らなければ、悪いことだと知らずに育ってしまいます。
例えば、お店でふざけて走り回る子どもを叱らずに、そのまま放っておいたらどうなりますか?

買い物客の中には小さい子どもや高齢者、妊婦さんもいます。もし子どもが勢いよく衝突したら、場合によっては、取り返しがつかないことになります。
お店で走り回ることは、ただ単に迷惑という一言では済まされないことを理解してもらわないといけませんね。
しかし、子どもは身近にいる保護者から教えてもらえなければ、“いけないこと”の区別がつきません。

極端に言えば誰からも叱られなければ、これからも社会のルールを無視して自分勝手に行動し、周囲に迷惑をかけてしまいます。
当の本人は、まさか自分が問題行動を起こしているとは思わないでしょう。
叱ることは、子どもの将来を守ることにもつながります。
知らないでは済まされないことを、保護者の方が教えてあげなければならないのです。